| Fortnum & Mason | Scone・・・3 |
| 181 Piccadilly London | 雰・囲・気・・・5 |
| TEL:0171-734-8040 | 独断と偏見・・・4 |
3時少し前になるとレストランの前には列ができ始め、3時ちょうどになると係の人が一組づつ席に案内してくれる。確実に席を確保するには、15分前くらい前には行って待っているようにしたい。店内は、クラシックな雰囲気で、各テーブルには、カーネーションの花があしらわれている。古そうな椅子が少しがたつくのはご愛敬(^_^)。ただし、店の中がかなり観光地と化しているのは否めない。英国人をはじめ、日本人、イタリア人と、実に国際色豊か(^_^;)。それでも、ピアノの生演奏が始まると、店内は優雅な雰囲気に一変する。
「トラディショナル・アフタヌーン・ティー」は、数種類の中から好きな紅茶が選べ、ひとり£10.5(サービス料別)。最初に3段のトレーとボーン・チャイナのポットに入った紅茶がはこばれてくる。トレーにはサーモンやきゅうりのサンドイッチ、プレーンとレーズンのスコーン、それにクロッテッド・クリーム、ホイップ・クリーム、ジャムが付く。中でも、サンドイッチは実に美味。ブラウン・ブレッドに、とろけるようなサーモン、それがバターのこくとと調和して、なんともいえない深い味わいを作りだしている。また、スコーンにクロッテッド・クリームが付いてくるのも嬉しい(ロンドン周辺では、クロッテッドが付くティー・ルームは意外と少ない)。サンドイッチやスコーンを食べ終わる頃には、ケーキがはこばれてくる。ケーキは好きなものをいくつ取ってもよいのだが、その種類の多さには、どれを選ぶか迷ってしまうほど…。
最後にひとつ。近年、F&Mはサービスが低下したとも言われるが、96年の春に行ったときには、ミルクを持ってくるのを忘れる、別のテーブルの請求書をもってくるなど、考えられないようなミスが目立った。その時のウェイターがたまたまそうだっただけかもしれないが、実に残念。ただの「観光地」には成り下がってほしくないものである。
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